« 雨男、国境越えても、雨男 | トップページ | 自動車の右側通行から派生して »

Minnesota Ironman Bike Ride

Ironmanコース4月30日、ミネソタ州レイクヴィレで開催されたセンチュリーライドに参加してきた。主催者の設定した時間内に100マイル(160km)を自転車で走るイベントだ。その名も"Minnesota Ironman Bike Ride"。Ironman(鉄人)を冠しているのは、どんな天気でも開催するからだそうだ。年によっては、雪の日もあるとか…。

今年の天気は…
天気:雨 気温:平均12℃ 風:東の風、平均風速7.4m 最大風速8.8m

レイクヴィレは、ミネソタ州ツインシティから南へ車で40分ぐらいのところにある。朝6時前にレイクヴィレに到着した。雨は、時折弱くなるが止む気配はない。どんよりと果てしなく広がるミネソタの空に雨雲は垂れ込めていた。「こんなんで、本当に開催するのかなぁ」という僕の心配をよそに、続々とライダーが集まってきた。朝の気温は10℃。雨のせいでそれより寒く感じた。雨対策、寒さ対策を万全にして、7時14分いざ出発。レースではないので、準備が出来た人から好きなときに出発していいのだ。準備運動をしてからと思っていたが、雨なので、十分にストレッチが出来ない。走りながらウォームアップと決めた。

地図の右上赤丸がレイクヴィレ、そこから、反時計回りに1周する。そう、走りながらウォームアップと言いながら、いきなり西に向かって走る。思いっきり追い風だ。おまけに、どういうわけか、クルクルと足が回ってくれる。ケイデンス(ペダルの回転数)は90~100をキープしながら、快調に飛ばした。冷たい雨の水が腿を冷やしてくれて、ちょうどいい。他の参加者に「おいおい、そんなに飛ばして、いったい何マイルに参加したんだ」と聞かれるくらいだった。100マイルの他に、60、30マイルの部もある。

さて、快調に飛ばせたのも約80マイルまで、そこからは、東に向かって走らなければならない。思いっきり、向かい風である。時速に直せば、止まっていても25km/hから30km/hで走っているのと同じくらいの風を受けることになる。やっとの思いで、モンゴメリーの休憩所についた。半分よりちょと走ったところだ。ここで、休憩していると突然サイレンが鳴った。お昼にはちょっと早い。地元人たちは「トルネードかね?」なんて話している。そしたら、休んでいた一人が、「よし、トルネードに乗って、一気にレイクヴィレまで戻ろうぜ!」とシャウトした。おぉ、アメリカンジョークを生で聞いちゃったよぉ。

さて、140kmぐらいからは、進路は北向きにかわる。進路がかわりそうなとき、たまたま近くを走っていた人が叫んだ。「あっ、浄水塔だ。浄水塔、最高!」と。なるほど、浄水塔が見えると、街だから、もうすぐ休憩を意味するのか。その人にとっては、休憩を意味し、かつ、進路が変わることを意味したようだ。

「向かい風が終わった」と思ったが、スピードがのらない。そんなに疲れている感じはないのに、妙に自転車が重い。休憩のたびに、普段は口にしないアメリカンな甘さのマフィンを1個食べたから、体重が増えた?そんな馬鹿な…。それでも、がんばって走っていると、残り10km弱のあるコーナーで後輪がスリップするのがわかった。そんなにスピードが出ていないのにおかしい。ふと、後輪を見るとタイヤがぺっちゃんこ。パンクである。どうりで、スピードが乗らないわけである。徐々に空気が抜けていたようだ。そして、残り10kmのところで、スリップするほど抜けてしまったと言うことらしい。昔自分で修理した箇所が不完全で空気が抜けたようだった。雨の中、チューブ交換する気力もなかったので、空気を補充するだけにした。10kmぐらい持ってくれるだろうと思ったからだ。

空気を補充してからは、また快調に飛ばせた。そして、無事ゴール。アメリカに来てから、体力が落ちたのではないかと心配していたが、そうでもないことがわかって、ちょっと安心した。むしろ、体力が付いたようだった。ミネソタの冬を自転車で過ごしたのは、大きかったようだ。こんな調子で、海外初センチュリーライドが終わった。

※地図は、MotionBasedより抜粋

TORITORI

|

« 雨男、国境越えても、雨男 | トップページ | 自動車の右側通行から派生して »

コメント

 海外初センチュリーお疲れ様でした。
日本とは一味違ったセンチュリーライドではなかったかと思います。浄水塔が見えたときの気持ちは良く分かります。目標物の少ない米国では街に入るときの一つの目安になります。センチュリーライドは探せば毎週のように開催されていると思います。家庭不和にならない程度にお楽しみを。

投稿: nemoto | 2006/05/01 21:41

はい、疲れました。でも、いい疲れ方です。
このコース、プレーリー平原の波打つ大地が舞台で、周囲には日差しを避けるものは何もありませんでした。結果的には、晴れているより、よかったかもしれません。目標物が少ないのも納得です。

投稿: TORITORI | 2006/05/02 00:00

お疲れ様でしたー。いい疲れのようですが(笑)
甘いマフィンとお馬鹿なアメリカンジョークを聞きながらのセンチュリーライド。とても楽しそうです。たまには大会っていいものですよね。

投稿: ショーゴ | 2006/05/02 02:08

ショーゴさんのようにレースで入賞なんて狙えない私は、ひたすら競わないイベントに参加しています。レース同様、こちらも沢山のサイクリストが集まるのでいいですよ。

投稿: TORITORI | 2006/05/02 05:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58803/9843210

この記事へのトラックバック一覧です: Minnesota Ironman Bike Ride:

» 緩んだ体… [TORITORI Photo Studio]
易きに流れるのが人の常か、自動車があるのにこの寒い中、わざわざ自転車には乗らず、 [続きを読む]

受信: 2007/02/04 11:23

« 雨男、国境越えても、雨男 | トップページ | 自動車の右側通行から派生して »