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久しぶりの100kmサイクリング

SnoozeButtonMetricくも一つ無く、すっきりと晴れ渡った日曜日の朝8時半頃、自宅から4km程離れた所にある自転車店の駐車場に向かった。気温は23度で、少し肌寒い。露出している顔と腕には、しっかりと日焼け止めを塗った。足には、ワコールCW-Xロングモデルを穿いていたので、日焼け止めは必要ない。デューク更家さんが穿いているやつというと、わかる人も多いのではないだろうか。サイクリング中、膝が痛くなることも多いので、足をサポートする意味で穿いている。

9時ちょっと前に、駐車場に着いた。人の多さに驚いた。20人以上はいた。これは、TORITORIが所属している地元サイクリングクラブの定例サイクリング練習会なのだ。以前に30km強、70km強の練習会に参加したことがあったが、参加者は5、6人程度だった。

練習会の責任者シンディの、簡単なコース説明と注意事項の伝達が終わると、参加者はばらばらと駐車場から出発した。気が付くと、最後尾を走っていた。自分の後ろには、責任者のシンディしかない。おそらく彼女は、トラブルなどが起きていないかチェックするために最後尾なのだろう。

このクラブの主宰する練習会には、レベル設定がされている。それぞれの実力に合わせて練習会を選べるようにだ。今日のこの練習会のレベルはB、平均14mph(約22km/h)程度という設定だ。ところが、皆速い!30km/hは出ている。徐々に遅れるものも出てくるが、先頭は見えなくなった。

コースマップもあるので、自分のペースで一人で走っても良かったが、せっかくの機会である。ペースがあいそうな4人ぐらいのグループでのサイクリングとなった。TORITORIの前に二人いる。走りながら、いろいろと話している。が、自転車に乗りながらだと、ノイズが多くて聞き取れない。まして、英語である。そんな中、突然、「で、お前はどう思う?」なんて聞かれたりする。必死である。CDやラジオの英語を聞いているのとは訳が違う。全神経を耳に集中して英語を聞ける環境ではない。自転車で車道を走っているのだ。ある意味、究極の英会話レッスンかもしれない。

休憩所では、安心して、参加者と会話できる。走行中と比べたら、天と地の差がある。「なんで長ズボンなの?暑くない?まるで冬の格好だよ。」と何度聞かれたことか。これは、自分にも意外だったが、暑くないのである。直射日光が肌に当たらない分、快適かもしれない。CW-Xは夏でも使える。サイクリングパンツのロングだと、確かに暑いのだ。「膝をかばっているんだ。ハイテクの生地だから暑くない。むしろ、快適なぐらいだよ。」と答えたつもりだ。相手に通じたかは、不明。

走行中は、"On your left!"とか"Car back!"などとコミュニケーションをとりながら走っている。"On your left!(抜きますよぉ)"と言うと、"Don't worry!(直訳すると「ご心配なく」だけど「安心してどうぞお先に」ぐらいの感じだろうか)"と言ったりする。知っているフレーズだけど、こんな状況で使うのかと勉強になる。

5分の2を過ぎた頃だろうか、後ろからものすごいスピードで、迫ってくる自転車を感じた。"シャーシャー"とチェーンの回る音がどんどん近づいてくる。抜かれてみると、黒人だった。細身だが筋肉隆々で、背も高く、緑色のジャージを着ていた。上半身は微動だにせず、足だけがクルクルと回っている。薄らとかいた汗が、筋肉のラインを浮かび上がらせ、輝いている。まさに、マシンだ!目の前で、真のアスリートを見ることが出来た気分。おじさんサイクリストとの、格の違いを見せ付けられた。

半分を過ぎた頃には、気温も30度を越え、暑くなってきた。しかし、湿気は無い。唇が乾燥し荒れる。おまけに、左足の膝が痛くなり、ペダルを漕げなくなった。右足だけで、だましだまし進む。暑さと膝の痛みに耐えながら進む。こういうときに、「なんでこんなことやってるんだろう」と思ってしまう。グループのペースに付いて行けず、一人旅となる。道に迷わないように、地図で確認しながら、進む。地図を見て確認していたら、信号待ちしていたパトカーから、「連中なら、この道をまっすぐ行ったよ」と親切に教えてくれた。ミネソタ人は親切である。ミネソタナイス。

さて、4分の3を過ぎた頃、膝の痛みは無くなった。一緒に走っていたメンバーにも追いつき、また、一緒に走る。この頃になると、走りながらでの英会話にも慣れてきた。冗談を言いながら走ったりする。みんな暑さでまいっているので、冗談で励ましあってる感じだ。

どういうわけか、僕らのグループが最初にゴールした。ウサギとカメではないが、先に行った連中は、どこかでまだ休憩していたのかもしれない。結局、クラブ設定のレベルよりは少し速いサイクリングだった。久しぶりだったこと、普段よりもハイペースだったこと、気温が高かったこと、などから、かなりきつかったが、いい練習になった。もちろん、生の英語の勉強としても最高だった。一緒に走ったメンバーとは、きっとまた、どこかの練習会で会えるだろう。再会を約束して、自転車店の駐車場を後にした。

上の写真をクリックすると、カメさんがこの練習ルートを案内してくれる。

TORITORI

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コメント

すごーい!!!
TORITORIさん、デュークパンツ履いてるんですね!アレは暑くないんだぁ〜。へぇ〜。
しかし、100Kmとは・・・
TORITORIさんの説明わかり易い。景色まで想像できそうですよ。
『on your left』は抜きますよ〜なんだぁ?
こういう、交流がしたいなぁ〜。
やっぱ、本場はいいね。

投稿: カッキー | 2006/07/24 09:29

いつもコメントありがとうございます。小説ぽく書いてみたつもりなので、嬉しいです。そう言えば、景色の描写が無かったですね。でも、想像できそうだったということで、ホッとしてます。
"on your left"ですが、日本では、「右から抜きま~す」なんていいます。だから、僕の中では、素直に「抜きますよぉ」と訳してしまいました。これも説明不足だったなぁ。。。反省!

投稿: TORITORI | 2006/07/24 11:37

写真も素敵。
こんな青い空の下で風を感じること・・・最近ないな〜。って羨ましい限りです。
日本は梅雨が長引いているし、災害もひどくて、毎日どんよりしています。
今年の夏は短いのでは??

投稿: カッキー | 2006/07/25 08:38

本当に、空が綺麗ですよ。晴れた日は、眩しいんです。東京の空は、くすんでいたんだなぁと改めて思います。
今年の梅雨は長引いているようですね。暑すぎる夏も考え物ですが、梅雨が長引くのいやですね。早く梅雨が明けるよう祈っております。

投稿: TORITORI | 2006/07/25 09:55

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