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書き順

Sculpture Gardenボランティアで、アメリカ人に日本語を教えている。「右」と「左」の書き出しが同じだったので、それぞれの正しい書き順を教えたら「どっちでも同じゃないの?」と言う。「いや、形が変わるんだよ。」というと、「ホント?」と言いながら、隠して書いて当てさせようとする。もちろん、正しい書き順で書いた方をちゃんと当てられる。彼は、とても不思議そうな顔をしつつ、極まり悪そうだった。
また、別の人は、「す」の字を縦から書き始めたので、「横棒から」と言うと、「tの字が縦からだから、その方が僕らは慣れている」と言う。どちらの人も、結局「一緒でしょ?」と言い張っているのだ。まぁ、アメリカ人がすぐに言い訳するのには、もう慣れっこである。それがアメリカ人なのだ。だから、それ以上は、特に追求もしなかった。

アメリカ人のノーベル物理学賞受賞者、リチャード・P・ファインマンは、自著の中で漢字を勉強したときのことを語っている。私の記憶はあやふやだが、確か

「漢字を適当に書いてもどこか変だ。ところが、書き順どおりに書くとそれっぽくなるから、不思議なものだ」
というような事が書いてあったと思う。さすが、天才の洞察力はすばらしい。さらに、その本を読んだ当時の、「ファインマンは何に感動しているのか?」と不思議に思った疑問も解けた気がする。
TORITORI

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