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働けるありがたみ

「あなたの申請は承認されました。」と書いてある。日本人がパスポートだけ持ってアメリカに来て「さぁ、働こう!」と思っても、働けない。ビザや許可が必要なのだ。また、許可の申請が出来るかどうかはビザによって変わってくる。

SAKIKOの持っているJビザ(J-1)の場合、その配偶者(J-2)は申請することによって、働くことが出来るようになる。I-765がその申請用紙。それから申請料$180。Money Order(送金為替)を申請書と一緒に郵送すればよい。このMoney Orderだと手数料がかかる上、クレジットカードで購入できないのが難点。さらに、

  • J1、J2のDS-2019のコピー
  • J1、J2のI-94のコピー
  • 2回目の申請からは、その時有効な労働許可書(EAD カード)のコピー
  • 写真2枚
  • 念のため、パスポートと他の写真付きIDのコピーも

を揃えて送る必要がある。そして、最後に重要なのは、申請する理由である。「生活費のため」では、労働許可してもらえないのだ。TORITORIは、「専門技術の維持のため」と申請している。本来J1の人には、暮らすのに十分なお金があるからビザが下りているはずなので、その配偶者であるJ2が生活のために働く必要はないはずだという理屈のようだ。上記書類とともに、その申請理由を書いた手紙を同封する。

最近、インターネットでも申請できるようになり(去年から出来たかもしれないが、気づかなかった)、その場合、クレジットカードで申請料が払える。Money Orderを使うより手数料がかからない分お得だ。また、今年から指紋と顔写真を撮られることになったらしく、指定された時間に指定された場所に行かなければならなくなった。本当に面倒である。

労働許可証には有効期限がある。最長でJ1のDS-2019の有効期限らしい。この期限を決めるのもあくまで当局。期限が切れそうになったら、また先述の高い申請料金を払って許可を申請しなければならない。有効なDS-2019が無い場合は、その延長をまずやらなければならないなど、本当にややこしい。

日本では、当たり前だった働ける権利、実は憲法第27条で保障されているからなんだなと、その大切さを再認識した。こういうもののありがたみって、なくなってみないとわからないものなんだなぁ。学校で教わったときはまったく実感わかなかったよなぁ。

さて、これと同じようにやっても、許可がおりるかどうかは当局の判断次第。また、毎回微妙に制度がかわるので、都度、最新情報を確認するようにしてくださいね。この記事はあくまで、参考情報ということで。

TORITORI

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コメント


日本にいると当たり前すぎて気付きませんよね!
働く意欲があって、より好みしなければ稼ぐことは出きますもんね?
そう考えると今、働かない人が増えてますが、贅沢な話ですよね?あり得ない・・・
働かなくてどうして生活が成り立つのかな〜。不思議・・・

投稿: カッキー | 2006/08/12 07:36

いつもコメントありがとうございます。人様の国に来て、働かせてもらっているので、あまり、文句は言えませんが、もうすこし手続きを簡単にして欲しいです。

投稿: TORITORI | 2006/08/13 05:38

このEADカード、申請してから約2ヶ月ほどで届いた。ちなみに、このカードが届くまでの期間であっても、申請後1週間ほどで届くレシートがあれば、就職活動は問題なく出来るようです。

投稿: TORITORI | 2006/09/30 11:24

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ミネソタに来てから、ちょうど一年経った。こんなにも長く、日本はおろか生まれた街す [続きを読む]

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