« ノーベル経済学賞 | トップページ | Mystic Lake »

ワークフォースセンター

Blueskyもうすぐ、ミネソタに来てから2年が経つ。仕事を得るために巻き込んでしまった2人のミネソタ人は今でも思い出す。その一人がワークフォースセンタ(WorkForce Center)の職員。ワークフォースセンターとは職安のようなところで、失業保険の受付や、求人情報の提供、仕事を得るためのノウハウなどのワークショップを提供してくれる(もちろん無料)。
レジュメ(履歴書のようなもの)やカバーレター(履歴書につける手紙)など、求職のやり方は、日本でのものとまったく異なる。彼は、このワークフォースセンターで開かれた"Creative Job Search"というワークショップのインストラクターしていた。ワークショップが終わったあとに、いろいろと相談に乗ってもらう約束をとりつけ、図々しくもいろいろとお願いした。当時は、車もなかったので、氷点下の雪道の中30分歩いて、彼のオフィスまで通った。

自分で書いたレジュメを見てもらい、文法のチェックなど基本的なことから、プロフェッショナルに見せるための表現方法まで、タダで指導してもらった。中学生英語のレジュメが、知らない単語で置き換えられていく(^^;。TORITORIの専門分野に詳しい人ではないから、その分野にあったレジュメにしてもらうことは、望めなかったが、タダである、それだけでも十分だ。当然、カバーレターでもお世話になった。「孤独感に悩んだりしていないか?」とメンタルなケアまでしてもらった。

その後、レジュメやカバーレターにも慣れ、しばらく彼の助けをかりることもなかった。そして、無事就職先が見つかった後、お礼を言うために彼のオフィスを訪ねた。しかし、そこに彼はいなかった。部屋のプレートにも名前がない。「お礼が言えない」とがっかりしていたら、他の職員が異動になったと親切に教えてくれた。教えてもらった彼の配属先に電話をかけた。英語で電話をするのは、苦手だったが、このときは、躊躇なく電話をかけていた。そして、就職できた事を告げ、感謝の言葉を述べた。彼が、「電話してくれてありがとう。わざわざお礼を言ってくれた人なんて、今までにいたかなぁ。就職できたのは、僕のおかげでもなんでもない。それは君の実力だよ。よかったね。」と震えた声で言ってくれたのが、今でも印象に残っている。

TORITORI

|

« ノーベル経済学賞 | トップページ | Mystic Lake »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/58803/16857853

この記事へのトラックバック一覧です: ワークフォースセンター:

» フォンインタビュー [TORITORI Photo Studio]
ミネソタでの職探し、最初のうちは、レジュメやカバーレターを送っても、何も起こらな [続きを読む]

受信: 2007/11/30 05:57

« ノーベル経済学賞 | トップページ | Mystic Lake »