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How you doing?

S007前回のSakikoの投稿にもあるが、黄疸がひどくなったせいで娘をERに連れて行くことになった。たまたま、家に来てくれたホームケアのベテラン看護婦に指摘されて、事の緊急性に気付いたのだった。この日は、土曜日だったが彼女が病院の手配までしてくれて、とても助かった。

SakikoもTORITORIも、十分深刻なのはわかったが、どこまで深刻なのかはわからず、不安な気持ちで、病院へ向かう。救急車ではなく、自家用車で(さすが、アメリカ!)。ERの入り口から入り、案内された控え室兼診察室のようなところで待機する。すると、入れ替わり立ち代り人がやってくる、その度に同じ質問をされる。誰が看護士で、誰が医者なのかも、確認する暇もなく、人の出入りが続く。ERとは言え、事態が進展しているようには一向に見えない。TVドラマなどで見るのとは違い、どこか、まったりとしている…。

数時間後、ようやく血液検査がおわり、数値を言われた。素人には、それがいったい何で、どのくらいの範囲にあればいいものかさえもわからない。だから、結局深刻さもわからない。

その直後、突然部屋に入ってきた若者に度肝を抜かれた。開口一番"Hi, how you doing?"である。「やぁ、元気?調子はどう?」みたいな意味である。「"Good"なわけないだろ!ERに来て、娘の具合がわからずに不安で、状況や今後の対応についての説明を待っているところなのがわかってないのか!」と、心の中で叫んだのか、言葉に出てしまったかは、覚えていない。しかし、これほど怒りを覚えた挨拶は、初めてだっただろう。その後、彼の口から、「あの数値だったら、治療すれば良くなる範囲だ」と説明されるが、とても信用する気にはなれなかった。彼がインターンの学生だったからではない。

その後、看護婦が来て、入院が必要と説明を受け、ERの控え室から、入院する部屋へ移ったのだ。ERの入り口を通ってから、4・5時間は経っていただろう。ここで、ようやく、担当の女医が姿を現した。さすがに、彼女は"How you doing?"とは言ってこなかった。「ここへ来たことは喜ばしいことじゃないことは、わかっているわ。でも、適切な治療をすればよくなるから安心して。そういう意味で、ここへ来れてよかったわね。」といった意味のようなことを言ってくれた。ようやく落ち着けた一言であった。

退院の日の朝、その女医は、今度はインターンの学生と同じように、いわゆる教科書通りの挨拶をしてあらわれた。もちろん、これには怒りを覚えることなく、気持ちよく返事をできたのであった。

TORITORI

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コメント

初めてのコメント欄投稿です。
お嬢さんの黄疸、心配でしたね。しかも、Sakikoさんもまだ万全の体調ではないときに。日本のように5日間入院できれば、心強かったのにですね。私の入院中にも息子と同じ日に生まれた赤ちゃんが24時間の治療に入りました。日米のシステムの違いこそあれ、新生児黄疸はよくあるみたいです。うちもそうでしたし。
それにしても、その医師のお気楽な挨拶、ネイティブのはずなのに全然時と場合をわきまえていない。どこにいってもずれてる人っていますね・・。負けずに頑張ってください。

投稿: Yuka | 2010/02/05 19:57

コメントありがとうございます。
確かに、黄疸はよくある事のようですが、どこまで、ほっといていいのかが、よくわかりませんでした。専門家に聞くのが一番ですね。
がんばりますので、これからもよろしくお願いします。

投稿: TORITORI | 2010/02/06 13:25

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