フェルミ推定

Rimg0044今の仕事で、プロジェクトの進め方が徐々に改善されてきた。かつては全てが口頭で、行き当たりばったりに運営されていたように見えた進め方も、ドキュメントが整備され、それなりに様になってきた。

そこで、残されたドキュメントから過去のプロジェクトをいくつか分析してみたところ、ある相関関係に気づいた。それをうまく利用すれば、ぶれの少ない見積もりが出来そうだ。ならばと、今のプロジェクトに適用してみたところ、終わってみたらドンピシャっと当たってしました。見積もりした本人が、「嘘でしょ」と言いたくなる程の的中率。

興味を持ってくれた同僚の一人が、「ああいう場合は、どうなるんですか?もし、こうだとすると…」と細か〜いところを聞き始めた。「いや、そんなことど〜でもいいんだよ」と回答。そんなに精緻な数字を出す事に時間と労力を費やしていたら、見積もりから先に進めない。ざっくりと、ざっくりと…。「フェルミ推定」と呼ばれる方法を説明したホームページを教えて、それを読んでもらう事にした。

日本語だと、「えいやっ!」と見積もる?英語では、"ballpark figure(概算)"とか"back-of-an-envelope(封筒の裏などに走り書きできる程度の簡単な計算)"なんて表現もあるようだけれど、「フェルミ推定"Fermi Estimation"だよ」と言うと、なんだか凄い事をやったように聞こえるから不思議だ。もちろん「えいやっ!」よりは根拠があるんだけどね。

最初から当たりすぎて、次回の見積もりがやりずらい。さて、次回以降も当たるかどうか…。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

それでも、のんのんと…

Rimg00148月下旬、記録的な猛暑の日本へ約3年ぶりに里帰り。9月にミネソタに戻ってくると、火を噴いているいくつかのプロジェクトに叩き込まれた。いずれもいまだ鎮火せず。ようやく一つの火が消えそうだが…。ミネソタは写真の通りすっかり雪化粧。どうやら、消火作業は正月あけまで続きそう。

一月中旬の娘の最初の誕生日には、家族とゆっくりと過したいものだ。となると、もうしばらくは体に鞭打って、がんばらねば…、おっと、このブログのタイトル「のんのんライフ」はほど遠い内容になってしまった。

では、少しだけ「のんのん」とした話題も。日本では、知事の育休が話題になっていたようだが、育児に関してはアメリカで働いていて、よかったかも。会社にもよるのだろうが、子供が起きる前に出社して、寝てしまった後に帰宅…、みたいなことは、今のところない。必要に応じて在宅勤務もさせてもらっているし、そう言った事を可能にしてくれている会社の理解にも感謝である。ときどき「もし、日本で働いていたら…」などと考えながら、娘の仕草に癒されている今日この頃である。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仕事と子育て

Rimg0030長女が生まれてから2ヶ月程たった頃、産院主催の新米ママ・パパの集いがあったので、ちょっと参加してみた。パパもOKの会だったが、男性はTORITORI一人だけだった。授乳しなければならない状況になったママさん達には、ちょっと申し訳ない気分だった。

中には、産後1週間というママさんもいらした。家にこもっているよりも…ということで出てきたらしい。その彼女曰く、「うちの旦那は、産休中だけど、今は家でゲームやってるわ!」と。

そう言うTORITORIも産休を1週間取った、が会社に行っていた方がどれほど楽だったか…。その後、週2回は在宅勤務させてもらっている。子供の面倒を見ながらだと、なかなか集中できない。世話が一段落して、さぁて仕事と気持ちの切り替えをしている間にまた泣き出す始末。最初のうちは、なぜ泣いているのかもわからずに、切れそうになった事もしばしば。

最近ようやく、気持ちに余裕ができてきて、子供が泣きじゃくっていても、こっちが泣かずにすむようになってきた…かも…。出社した日も、夕方には帰って来れるし、今のところ程々に子供との時間を取れているように思う。TORITORIは、どちらかというとゲームしている暇があったら、娘の世話をしていたい今日この頃である。

すっかり雪も融け、外に出て散歩するのが楽しみである。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

クリスマスパーティ

Mn_1982内陸のミネソタで、こんなに太いカニを食べられるなんて。社長の家で開かれたクリスマスパーティーで出された料理がこれ。茹でられたカニ、コーン、ソーセージなどなどが大胆にもテーブルの上にドッドーンとぶちまけられた。カニ料理では、食べるのに必死なり無口になりがちな日本人だが、アメリカ人も同様のようで、口数は減ってくる。それでも、普段の日本人程度かもしれないなぁ。

その後は、会社からのプレゼントの争奪合戦!プレゼントを囲んですわり、順番にサイコロを振る。特定の目が出れば、プレゼントを取れるというルール。取れるルールは、すでに誰かが取ってオープンされたものを横取りしてもいいし、まだ包装されたままのものを選んでもいい。社長いわく「これで、社員の仲良し度がわかる。」とこと。人気のプレゼントは取り合いに!プレゼントが社員の間をいったりきたり…。複数の社員同士で、お互いに欲しいものが手に入るように、目で合図しあったり…。これって、仲が悪いって事?いやいや、皆さん楽しんでいたようです…と、信じたい。我が家は、ダッチオーブンをゲットしました!

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ホリデーシーズン

Mn_1934去年の今頃は、プロジェクトがどんどんと泥沼にはまり、結局年明け、バレンタインデーの頃まで、ろくに休みも取れなかった。日本よりも祝日が少ないアメリカ(数え方にもよるのかな?)この時期を逃すとほとんど、休みがない。今年はどうにか、ゆっくり休めそうな気配ではある。それにしても、サンクスギビングで家族が集まり、その1ヶ月後にクリスマスでまた集まる…とても効率が悪いように思うのだが。まぁ、効率を考えて、休日になったわけじゃないだろうからね。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

太らないわけがないアメリカの生活

Mn_915ここ数ヶ月、プロジェクトが山場を向かえ、打ち合わせも増えていた。朝一の打ち合わせでは、ベイグルとコーヒーが、打ち合わせが昼にかかればピザが、そして、夕方になれば、ビール(?)が出る。さすがにビールはしょっちゅうと言うわけではないが、ピザはしょっちゅうであった。
ベイグルはおいしく、朝ごはんをしっかり食べているにもかかわらず、頂いてしまう。ピザには目がないので、あれば食べてしまう。種類あれば、その数だけ…。

と、当然のことながら、お腹周りがふくよかに…。Sakikoにも指摘を受けるが…わかっているんです、自分の身体ですから。こんな生活では、自転車通勤ぐらいでは、焼け石に水である。ジム通いの頻度を増やさなければと思う今日この頃である。プロジェクトが忙しかった事もあり、ジムとも疎遠になっていたし…。

さて、プロジェクトが一段落した今、カンファレンスの真っ最中。ホテルのイベント会場で、新技術の勉強中!ところが、ここでもベイグルやドーナツが出る。夕方は、おつまみ付きで、ビールやワインが。日本では、お酒まで振舞われたカンファレンスには出たことなかった。そして極めつけは夜、スポンサー主催でパーティーまでも…。

プロジェクトが終わっても、自転車通勤ぐらいでは、焼け石に水のままである…。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

謝りません、感謝するんです。

Mn_785仕事上で明らかにミスをしても、たいていの人は、謝りません。「あぁ、それなら直せます。」と言います。「すいませんでした。すぐに直します」ではなく、「それぐらいなら、すぐに直せる能力が僕にはあります」と自慢されたように感じるときもある。そんなときは、「いやいや、間違えたのはあなたでしょ。『直せます』ではなく、『直します』でしょ」と思わず言いそうになる。でも、グッと堪える。ひどいときには、「たいした問題じゃないよ。」と本気で言ってくる。それは、ミスした側の台詞ではない。

そうは言っても、層の厚いアメリカ。謝るべきとき(すくなくともTORITORIにはそう感じるとき)には、謝る人にも出会いました。そういう人はとても尊敬できます。しかし、郷に入ったら郷に従えで、TORITORIもできるだけ謝らないように気をつけている。ふとした瞬間に不必要に"Sorry"と言っている自分に気づくけど…。幸い、大きなトラブルにはなっていないが…。

最近は、"Thank you for your patience"これを言ってもらえるだけでも、いいと思うようになってきた。そう、自分のミスで困らせてしまった人には、感謝をするのです。この表現、自分も"Sorry"の代わりにつかえると思えてきた。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ランチタイムのお散歩

Mn_774冬の間は、外を歩いてランチに行くという事ができなかったミネソタ。ある晴れた昼のこと、気温も10度以上に上がっていた。お昼に行こうとなったとき「歩いていこう!歩こう!歩こう!」と盛り上がった。アーティスト系で若い社員が多いので、皆陽気だ(おまけにみんなアメリカ人だし…)。

そんなわけで、この職場になってから初めてオフィスの周囲を歩いてみたが、意外にアーティスト系の会社が多いようだ。そのため、歩いているといろんなオブジェが目に入る。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

シャワーを浴びる

Mn_424新しい職場になって、同じ部屋にいる人数が増えた。となると、毎日聞きたくなくても聞こえてくるネイティブの英語。最も長い時間過ごす場所で、毎日ネイティブの英語に曝される効果が、なんとなく出てきたような気がする。つまり、以前投稿した記事にも書いた「切り替えスイッチ」が無理やり英語側にセットされ、接続不良だった部分も徐々に良好になりつつあるような…ないような…。そういえば、最近「会話の記憶」においても、日本語を話せるはずのないネイティブが、記憶の中では「流暢な日本語を話している」というような事はなくなってきた。

これが、英語のシャワーを浴びる効果なのかもしれない。とは言え、未だにレストランでの注文も難しかったりもする…情けない

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)

フォンインタビュー

Mn_642ミネソタでの職探し、最初のうちは、レジュメやカバーレターを送っても、何も起こらなかった。暖簾に腕押しなどと言う言葉があるが、暖簾の方がまだ手ごたえを感じるくらいだ。
都度考え、レジュメやカバーレターを改善していく、そのうち、求人側のハートを掴めるものが書けるようになって来たようだ。徐々に反応が増えてくる。そして、次に出てきたハードルが掲題の電話インタビューだった。
国土が広いアメリカだからか、面接もまず「電話で」というのが多い。対面での面接の前に、ふるいにかけるという意味合いもあるようだ。

ミネソタに来た当初を思い出す。相手がかなり気を使ってくれた上で始めてコミュニケーションが成立するぐらいレベルだったTORITORIにとって、対面で話すことはかなり重要だった。音以外にもたくさんの情報を得られるからだ。しかし、電話では頼りになるのは音だけ。場合によっては、相手の名前すら聞き取れない。留守電のメッセージも十数回聞いてもわからないときは、わからない。

当時の英会話の先生に、それで大変お世話になった。僕の事情を理解してくれていた彼女は、時に、そんな留守電のメッセージを聞いて、内容を教えてくれた。また、フォンインタビューで悩んでいると伝えると、授業とは別で、わざわざ、TORITORIに電話をかけてくれ、練習させてくれた。インタビューの予定が決まると、一緒になって喜んでくれたし、「暖簾に腕押し」だった状況を一緒に悩んでくれた。

彼女も、TORITORIを助けてくれたワークフォースセンターの職員の人と同じくらいお世話になった人である。TORITORIの無謀なミネソタ就職活動に最も巻き込まれた二人のうちの一人である。

TORITORI

| | コメント (0) | トラックバック (0)